Nios® II デバッグ手法シリーズ
このシリーズでは Nios® II プロセッサーのデバッグに役に立つ便利機能について紹介します。
逆アセンブラーコードでのデバッグ
オプティマイズのかかったコードなど、C コードではデバッグがし難い場合、逆アセンブラーで表示させステップ実行させることができます。
[ Debug Perspective ]
デバッグ・パースペクティブを開いたら、デバックしたいソースコードを開き右クリックで Open With => Other ... => Disassembly を選択すると逆アセンブラーのコードが表示されます。
[ Open Disassembly Window ]
まだこの状態では逆アセンブラーコードへのブレークポイントの設定しか出来ませんが、デバッグツリーでソースファイルを選択し、右クリック Instruction Stepping Mode を選択するとデバッグカーソルが逆アセンブラー側に移りますので、その状態でステップ実行が行えるようになります。
[ Change Stepping Mode ]
C コードでのステップ実行に戻したい場合は、再び上記の操作を行います。
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